治療の現状

不妊治療の現状について。

子どもが欲しくても、思うようには妊娠できず悩んでいる夫婦は日本に多くいます。一般的に、定期的に夫婦生活をおくっているにも関わらず、一定の期間を過ぎても妊娠できない状態が続くことを、不妊症だと定義されています。 この一定期間というのは、いろいろな説があり年齢によっても違うといわれていますが、日本では大体1年から3年までの説の間をとって、2年くらいが目安になっています。 女性の年齢と不妊症の関係はたいへん深く、一般的には年齢の高い夫婦の場合、妊娠できない期間が2年より短くても不妊症と診断されることがよくあります。 晩婚化が進んでいる日本において、年齢の高い夫婦の場合は、より早い時期から不妊治療を始めた方が良いと考えられるようになっています。

女性の加齢が与える影響。

日本で不妊治療を受けている女性は、年齢が高くなるにつれ増加しています。実際、30歳過ぎたあたりから自然に妊娠する割合が減っているのが現状です。 加齢に伴い、子宮筋腫や子宮内膜症等、婦人科の病気にかかる事例も増え、卵管や子宮における負担が増加します。このようなリスクが発生することで、不妊治療を考える女性の数も増えていくのです。 この他、妊娠率や出生率が低下していくことや、胎児や新生児の周産期死亡率が上がることなども影響しています。 不妊治療に対して、痛みや辛いイメージが伴うこともありますが、年齢が上がるに従いさまざまなリスクが増えることは確かなので、普段の生活において気になる点がある場合は、早期に受診することをお勧めします。